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ここで大雑把にオステオパシーとは何か?についてお話したいと思います。

日本人の方にとってはなかなか聞き馴染みのない言葉であると感じます。それもそのはず、「オステオパシーを勉強しています」と言って、すぐに理解される方は少なく、「それは何ですか?」という反応が多いです。
色々なところで施術を受けている方は何となく聞かれたことがあるかもしれません。

しかし、1年半前くらいにオーストラリアにてホームステイをした際、ホストファミリーのパパ(アメリカ人)さんはオステオパシー自体は受けたことはないようですが、当たり前のように知っていました。
また、僕が海外留学のために勉強していたIELTSという試験のリーディングの中でもたびたび「オステオパシー」という単語を見ることがありました。

それもそのはず、オステオパシーとはアメリカで発祥されたものであり、特にアメリカのオステオパス(オステオパシーを行う者)は手術もできれば、薬も出せ、開業ももちろん可能な、いわゆるお医者さんに手技テクニックも兼ね備えた方々です。

イギリスやオーストラリア、フランスなどの先進国でも医療として認められており、大学に通い資格を取らなければオステオパスと名乗ることはできません。

このようにアメリカやヨーロッパ、オセアニアなどで、オステオパシーは国家的に医療として認められているため世間の認知度は高いが、日本ではまだ国家的に認められていないこともあり、オステオパシーという単語も聞いたことがない方が大半であるかなと感じます。

内容を聞くと東洋医学的のように聞こえる方もいらっしゃるかもしれませんが、解剖運動生理学などをベースとした西洋医学となります。

ここで、オステオパシーの4つの基本原則について書いていきます。

1.身体は一つのユニットである
2.身体の動脈法則は至上のものである
3.構造は機能を支配する
4.原因を発見し、治し、放置せよ

これら4つの基本原則を基に頭蓋に対するオステオパシー、内臓に対するオステオパシーなど様々な手技が体系化されてきました。

私がまだオステオパシーについての知識がないときには頭に対して何かやっている=オステオパシーなんだ、内臓に対して何かをやっている=オステオパシーなんだという間違った認識をしていました。

オステオパシーは技術ではなく、哲学である

オステオパシーのテクニックを行っているからオステオパシーではなく、上記4つの原則に則って手技を行っているからオステオパシーなのです。

私自身がオステオパシーに惹かれた理由の一つです。
これからもオステオパシーについて深掘りしていきたいと思います。